「Synology Calendar」を使いたい ② まさかそんな罠が

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とにかく「Synology Calendar」を使いたいので導入を進めます。

目次

「Synology Calendar」の導入

SynologyNASのユーザーであれば簡単。DSMのパッケージセンターからインストールをすれば完了。

新規カレンダーの作成

今回は共有を目的としてカレンダーの作成を進めていきます。

もともと自分用の「My Calender」というのはありますが共有用とするので [・・・ ]から新規に作成します。

とりあえずなので、名前は適当に「共有カレンダー」にしておきます。

「共有」タブで、公開共有を「読み取り専用」に変更して、URLをコピーしてから保存します。

いざ、共有カレンダーをいざ開かん!

早速、コピーしたURLにアクセスします。

みなさま、、もうお気づきでしょうか?

そうなんです。開かないんです。なぜならば、【SynologyのDDNS】を使っているから。

有志などのDDNS鯖を借りている場合なら問題ないでしょう。しかし、今の環境は自宅にあるNASでDDNS運用しているんです。図解するとこんな感じ。※正しくないけどわかりやすいようにイメージです。

そうですよね。普通は外行っちゃいますよね。というわけで、ローカルの環境ではDDNSではなく、NASのIPにしてあげれば問題なく開きます。この時はとりあえずIPで開けるからいいっかーって考えたんですけどね。

スマホでカレンダーを設定してみる

てっきりスマホ用の専用アプリがあるかと思ったんですが、実はなくて、CalDAVでの設定でした。確かに公式サイトにも書いてあった

実際の設定手順は、公式サイト通りなので説明は割愛します。

iPhoneの場合は [設定] > [Calendar] > [アカウント] > [アカウントを追加]

そこのCalDAV情報に、Synology Calendarから発行したCalDAVアカウントを設定する・・・んだが??アドレスがIPになっている・・・

ここで大きな問題にブチ当たる

このカレンダー、QuickConnectは非対応。そして前項目にあったようにDDNS使えない。

ということは、設定次第でカレンダーの追加や更新した際の結果は以下の通りになるだろう

IPアドレスで設定DDNSで設定
自宅(ローカル)内
外出先

とはいえ、CalDAVカレンダーを「IP」と「DDNS」の2つを両方登録するのは好ましくない。というかやりたくない。果たしてこれを解決できる方法はあるのか?

困ったときは聞いてみる

困ったときは、まず調べる。でもわからない時はやっぱり聞くのが一番。という事でSynologyのサポートセンターへ問い合わせ。結果は。

な、なんだって・・・・

ヘアピンNAT / NATループバック

なんですって、初めて聞きました。

ヘアピンNAT / NATループバックとはなんぞやということで、教えてもらったサイトを参考にする。

そして、何よりもルーターにその機能があるかどうかが重要。SB光利用中ですが当然「NATループバック」機能は非搭載。続いて、TP-LinkのDECO M9 Plusにもその機能は非搭載だった。

さっきの図を使うなら、イメージですが、DDNSでアクセスしようとした際にルーターが指定したローカルのIPへ転送してくれる。ルータから戻してくれる感じでループバックさせる。それがヘアピンカーブというかヘアピンのようだからヘアピンNAT?って感じですかね。

対応ルータを探します

が、なかなかNATループバック機能の項目がない。と、いうことでSynologyのルータならどうなんだ?って話です。

しっかり全機種対応。さすがです。

いろいろ探した結果、もうSynologyルータなら間違いないとのことで以下の2機種に絞ります。

ルータをポチる

今の環境では、WRX560で十分なのでコレにしました。また環境変わって10Gbps回線とかにしたら、上位機種買おうと思います。

ぽちったので。到着待ちです。快適にカレンダー機能を使うために投資額がデカすぎです・・・やばいやばい

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