今回は、NETGEAR社のReadyNASでNFSを有効にしてみます。
NFSとは?
主にLinuxなどのOSに搭載されているネットワークファイルシステム(Network File System)の略です。共有ネットワークを介して複数のディスクやディレクトリからデータを保存・取得するためのファイルシステムメカニズムです。ネットワークファイルシステムにより、ローカルユーザーはリモートデータやファイルに、あたかもローカルデータのようにアクセスします。
何のためにNFSを有効にするの?
LinuxなどのOSでNASのフォルダをローカルフォルダのように扱うために有効にします。Windowsでいうネットワークドライブと同じようなものとイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
しかし今回は、後日記事にする「パソコンをつけっぱなしにしない ReadyNAS から SynologyNAS へ データ移行」の準備として書きます。
ReadyNASでNFSを有効にする手順
NFSを有効にしたいフォルダの設定画面を開く
ReadyNASの管理者ページを開き「共有」をクリックして、NFSを有効にしたいフォルダの「歯車アイコン」→「設定」の順に開きます。
NFSを「オン」に切り替える
ネットワークアクセスから「NFS」を選んで、「オン」に切り替える。権限は [リードオンリー] でも [ リード/ライト ] でも用途に合わせてチェックをしてください。
「オン」になっていることを確認したら「OK」を押して保存します。
最後に、プロトコルに「NFS」があることを確認しましょう。これでNFSが有効になりました。実際に、NFSでアクセスできるようになるまで3分ぐらいかかるかもしれません。心と時間に余裕をもってNFSと向かい合いましょう。
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